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2022/07/10

十二天丸

12tenmaru112tenmaru212tenmaru312tenmaru4 このブログに何回かアップしたことのある「ブロンコビリー」というステーキ店。その住所が「久末」です。ブロンコビリー店の際にあるバス停名も「久末」で,ブロンコビリーで食事した後は,このバス停からバスに乗って東横線の武蔵小杉なり田園都市線の鷺沼なり横浜市営地下鉄の東山田なりに出るのが常です。
 さてそんな久末は,神奈川県川崎市久末という住所表示になりますが,先日つらつらと地図を見ていて,久末の範囲がかなり広く,久末バス停あたり,ブロンコビリーあたの町名だと思っていると大間違いだと気付きました。「久末」バス停付近というのは,「久末」の西の端で,東の端は私がよく利用する綱島駅と新城駅を結ぶバスが走る県道106号線に接し,蟹ヶ谷バス停で降りて県道を西へ渡れば,もうそこは「久末」であることを知りました。
 そんな「久末」について調べてみると,旧久末村は,たくさんの小字に分かれており,なかなか興味深い名前の小字があります。その小字の中に,「十二天丸」という名前がありました。これは蟹ヶ谷を通るバスから見える谷戸(かつて2億円が捨ててあるのが見つかった竹藪のある谷戸)の西側の山(丘)の付近で,その丘の上が十二天丸という名前の小字の様です。その丘の麓の谷戸はバスから見下ろす事ができるけれど,向かいの丘の上は行ったことがないという事で,散歩に行くことにしました。
 その十二天丸地区。蟹ヶ谷バス停から明石穂団地という県営団地の中を通り,北の方へ行ったところにあります。「丸」というのは山とか丘とか,小高いところという意味があるようで,久末には丸山という小字もあります。蟹ヶ谷バス停付近からこの十二天丸の方を見ても,大きなマンションがあるので眺望できないのですが,このマンションの反対側の丘の上は,写真のような農村然とした景色が広がっていてびっくりしました。すぐ右は隣の谷戸に立っている巨大マンションなのに,谷戸の低地に立っていることと間に林があるので,マンションは樹林越しにわずかに見えるだけです。
 写真に写っている道が十二天丸の丘で唯一といっていいメインストリートで,明石穂団地の方から行くと徐々に下っていくようになっています。
 "蟹ヶ谷の近くに,こんな農村の景色があるのに驚いた" という散歩でした。

(3枚目の写真のひまわりが,気づいたらみな向こうを向いていた。4毎目の写真は,これまで歩いてきた道を振り返って撮った写真。ゆったりと上り道になっているのがわかりますか?)

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