人口急増国と急減国
ネット上に「インドの人口、今年は中国超え世界最多に 急増は一部の国…二極化鮮明」という記事がありました。記事によると,世界人口は昨年11月に80億人を超え,2059年までに100億人を超えますが,2100年には減少傾向に移行するようです。インドは今年も人口が増えていき,中国は今年あたりから減少しますから,インドの人口が中国を超えて世界最多になるというわけです。人口増加は,アフリカなどの地域でしばらくはつづいていきます。
ここしばらくは人口急増国と減少国の2極化が進む。発展途上国・貧困国と先進国の2極化が同意のようです。
放っておけば,人口急増は貧困の拡大を招き,それによる人口減少へと自然に変化するのだろうが,国連,NPOその他の支援によって人口減少へつながらない。自然に任せない人工制御により,人口急増はむしろ放置される。
本当は,貧困国から先進国への人口の移動が正しい方向のように思えるが,先進国だって,それぞれの国の国民の都合で,人口の移動を黙って受け入れるわけにはいかない。
それが人口の歪が解消しない原因。貧困国への援助,それが先進国への人口の移動につながらない事,それも人口の歪の原因。
(挿絵は,AIによる描画サイト「dream by WOMBO」が「人口増加」のテーマで描いた絵。まあ確かに,「人口増加」という語を正しく理解したのだろうなという感じはする。)
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