着席ブロックと有料動画配信
最近,知人がジャズ?コンサートへ行って,「着席部ブロックに座って観賞した」と言っていました。しかし,着席ブロックという言葉を私は知らなかったので,調べたら "最初から最後まで立ち上がることなく着席して観賞する座席" だそうです。コロナ禍対応かと思ったら,コンサートに限っても1990年代からあったようですね。コロナ下で新しくできた制度かと思いました。
コロナ下でできた制度というと,演劇の動画配信があります。実際には前からあったのかもしれませんが,小劇場などではコロナ禍で一般的になりました。
私も小劇場系の芝居を時々見にいくのですが,コロナ以来,観客を入れずにネット配信(有料)となっていました。人気の劇団では,結局そのスタイルでコロナ前よりも観客数が増加し,リアルの観劇よりも安い料金で配信しているにもかかわらず,劇団としての実入りはいいようです。
現在,たいていの劇団で,観客を入れて公演するようになっていますが,ネット配信での有料観劇も続いています。これなども,コロナ渦を経験したからこその変化でしょう。
観劇の場合,日替わりのダブルキャスト公演の時など,キャストAはリアルで劇場に足を運び,キャストBの公演はネット配信で見るなど,結構面白い使い方ができるようになりました。コロナがなければ,そんなことができるようにならなかったかもしれません。
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