岸田首相襲撃事件
4月15日午前11時半頃,衆議院和歌山1区補選の選挙応援で和歌山市の雑賀崎漁港を訪れ,演説を始めようとした岸田文雄首相に対して男が「銀色の筒」を投げつけけるという事件が起こりました。すぐに取押さえられ,けが人は1人が軽傷を負っただけという事で終わりました。
この襲撃事件の動機についてはまだはっきりしていませんが,私は何だか回転ずしなどで頻発したワサビ大量乗せや,口を容器につけて醤油を飲むとか,ガリを直接容器から食べるとか,そんな事件を連想してしまいました。
今回の犯人は,回転ずし犯のような,いわゆる有名になりたくての愉快犯というわけではないのかもしれませんが,回転ずしという信用を担保にした商売を不信にさせる産業破壊と似たような性格を今回の事件に感じたのです。首相が選挙民と直接握手するとか,近くで直接演説して訴えるとか,そんな昔からの信用行為を不信にさせるというところが,回転ずし事件と同じだなと思ったのです。
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