Microsoftを偽るパスワード警告メール
5月7日付のマイナビニュースとして,「Microsoftを偽るパスワード警告メールに注意」というものがありました。
アマゾンや各種カード会社を騙るニセメールというのは,毎日のように届きます。それも,私の正規のメールアドレスではなく,初めてのサイトに登録するときや怪しげなサイトに登録するときに使う「怪しげ専用メールアドレス」に多くやってきます。また,Nifty mailでは,「迷惑メール」というカテゴリーがあり,AIによって自動的に怪しいメールをそのフォルダーに入れてくれます。
アマゾンなどは,「stop-spoofing@amazon.com」という偽メールを通報する専用メールアドレスがあり,そこに通報するとすぐにアマゾンから「ありがとう,当社のセキュリティー部門に送りました。」という返事が返ってきます。
Nifty mailがなくても,メールの文章を見れば,「そんな文章,顧客に送らないだろう」という,脅迫的な文章の偽メールが多く,偽であることが結構すぐわかります。例えば,今日の日付を示し,「その日までに返信しないとアカウントを廃止する」などというメールです。商売をしている以上,アマゾンなどがそんなメールを送るわけがありません。
ひところの偽メールは,日本文になっていない(特に敬語の使用法が)ものが多かったのですが,最近はさすがに淘汰されたのか,日本語文法はまともになってきました。文法はまともでも,文章のニュアンスはなっていないものが多く,日本人が送っているのだとしたら「学校の成績,悪かっただろう」と思えますwww。しかし,送り元のアドレスを見ると,結構.「.cn」からのメールが多いですね。中には地球の裏側の「.mx」(メキシコのドメイン)の偽メールもあります。まあ,インターネットなら,どんな国からのメールもあり得ますね。
とにかく,届いたメールの返信として,こちらのメールアドレスやパスワード等,個人情報を要求するメールは,通報するなり無視するなりすべきでしょう。
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