鯨統一郎の「金閣寺は燃えているか」
鯨統一郎の「金閣寺は燃えているか」を読みました。鯨統一郎の作品として,「邪馬台国はどこですか?」シリーズの一つであり,「文豪たちの怪しい宴」シリーズでもあります。「邪馬台国・・・」は,歴史上の事件に新解釈を行うシリーズですが,「文豪たちの怪しい宴」シリーズは,過去の文学作品を新解釈するシリーズです。
バー「スリーバレー」で,文学の権威である大学教授,曽根原とバーテンのミサキが文学談義を行い,そこに後からやってくる宮田が文学作品に新解釈を加えるというパターン。曽根原目線で語られる作品です。
この「金閣寺・・・」は「文豪たち・・・」シリーズの2作目で,今回は,川端康成『雪国』,田山花袋『蒲団』,梶井基次郎『檸檬』,三島由紀夫『金閣寺』に新解釈を加えます。
テーマは面白く,新解釈も面白いのですが,テンポが悪いのか,一作一作が長すぎるのか,あまりグッと来ないのは残念です。
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