英首相は,消せるペンで公文書にサイン
英スナク首相が,日本製の消せるペンを愛用し,公文書のサインにも使っているという記事がネット上に載っていました。公文書にも使っているという事で,問題があるのではないかという記事です。首相報道官は「このペンは行政機関で広く利用されている」と述べ,スナク氏は実際にインクを消したことも,今後消す意図もないと反論しているそうです。
消せるペンというのは,ヨーロッパでは大人気らしいですね。
イギリスなどヨーロッパは,鉛筆というものは文字を書く道具ではなく,絵を描く道具という感覚なので,文字を書いて消すことのできる筆記具というのは存在しません。文字はボールペンや万年筆(ペリカンなどは学校で使う子供用の万年筆も売り出している)で書くしかありません。
だから,消せるペンは日本よりヨーロッパで売れているようです。消せる筆記具というのは,イギリス人にとってはかなり画期的な商品の様ですね。
消せるペンは,ゴムでこすると発生した熱で色が透明になるインクを使ったものです。だから,字が消えても,透明な字が残っているわけですが,その透明な字を見る方法というのはないんですかね? 透明になった字を再現する方法があれば,公文書でにそんなペンでサインしても問題ないような気がします。
(写真はパイロットのホームページより。)
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