奇想天外の本棚
「生ける屍の死」や「日本殺人事件」の作者として知られる推理作家の山口雅也氏が企画・総指揮を行っている「奇想天外の本棚」というシリーズがあります。国書刊行会から出版されているシリーズで,そのコンセプトは「噂には聞くが、様々な理由で、通人でも読んでいる人が少ない作品、あるいは本邦未紹介作品の数々をご紹介します。ジャンルについても、ミステリ、SF、ホラーから普通文学、戯曲まで」というものです。つまり,名前は知っているが手に入りずらい,または日本語訳されていなかった推理小説(とは限らないが)をそろえたシリーズで,私にとってもなかなか興味深い作品がそろっているようです。
Amazon書店の中で検索してみると,「奇想天外の本棚」のなかに,クレイトン・ロースンの「首のない女」という作品が載っています。クレイトン・ロースンの作品は,長編「帽子から飛び出した死」や短編「天外消失」などを読んだことがあり,長編「首のない女」が手に入るなら切実に手に入れたいと思いました。Amazon書店で見ると,「奇想天外の本棚」シリーズは電子書籍化されているらしいので,当然「首のない女」も電子書籍で出ていると思ったのです。ところが,この作品は電子書籍化されていないのですね。調べてみると,「奇想天外の本棚」の中で,3冊だけは電子書籍化されていないことがわかりました。
さらに調べてみると,「奇想天外の本棚」シリーズは,はじめ原書房で出版され,3作目が出たところで中絶してしまったらしいのです。その後,国書刊行会がこのシリーズの出版を引き継ぎ,12冊が出版されました。つまり,原書房の3冊は電子書籍化されておらず,国書刊行会の12冊は全部電子書籍化されている,そんな状況である事がわかりました。
「首のない女」の紙の本は原書房から入手できるのですが,私は最近,圧倒的に便利な電子書籍以外では本を読まなくなりました。「奇想天外の本棚」シリーズは中絶するわ,電子書籍は出さないわ,原書房という出版社は,とんでもない出版社だと思いますwww。
Amazon書店の中で検索してみると,「奇想天外の本棚」のなかに,クレイトン・ロースンの「首のない女」という作品が載っています。クレイトン・ロースンの作品は,長編「帽子から飛び出した死」や短編「天外消失」などを読んだことがあり,長編「首のない女」が手に入るなら切実に手に入れたいと思いました。Amazon書店で見ると,「奇想天外の本棚」シリーズは電子書籍化されているらしいので,当然「首のない女」も電子書籍で出ていると思ったのです。ところが,この作品は電子書籍化されていないのですね。調べてみると,「奇想天外の本棚」の中で,3冊だけは電子書籍化されていないことがわかりました。
さらに調べてみると,「奇想天外の本棚」シリーズは,はじめ原書房で出版され,3作目が出たところで中絶してしまったらしいのです。その後,国書刊行会がこのシリーズの出版を引き継ぎ,12冊が出版されました。つまり,原書房の3冊は電子書籍化されておらず,国書刊行会の12冊は全部電子書籍化されている,そんな状況である事がわかりました。
「首のない女」の紙の本は原書房から入手できるのですが,私は最近,圧倒的に便利な電子書籍以外では本を読まなくなりました。「奇想天外の本棚」シリーズは中絶するわ,電子書籍は出さないわ,原書房という出版社は,とんでもない出版社だと思いますwww。
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