トップクリエーターが語る,AIに一切かかわりたくない理由
「トップクリエーターが語る,AIに一切かかわりたくない理由」という記事がありました。AIに係りたくないというより,かかわる必要がないという事のようです。
まあ,本物のトップクリエーターなら,AIを使う必要はないでしょう。
本物でないクリエーターが,作品を本物のクリエーターに似せようとしてAIを使うのです。世界には,本物のクリエーターの何億倍も,本物でないクリエーターが存在するので,AIの利用価値が生まれるのです。
AIの利用で最も効果的なのは,コンピュータープログラムの作成だと言われますが,プログラマーの知人によると,世の中にあるたくさんのプログラムを知っていて,それを組合わせて短時間に目的のプログラムを作れる人が天才プログラマーと呼ばれる一つのタイプだといいます。AIを利用すれば,世の中のあらゆるプログラムを覚えたAIが,目的とするプログラムを作り上げることができる,つまり,だれでもそんな天才と同じ仕事ができるようになると言っています。
そんなタイプの天才の他に,本当の天才プログラマーというのがいて,独創的なプログラムを作り上げるそうです。たぶん,AIには作れない独創的なプログラムを作ることができるのでしょう。
何の公式だったか忘れましたが,アインシュタインが若いころ,数学の公式をおぼえていなかったので,問題を解くのに公式から作っていったという話があります。AIの利用は,できあいの公式を使って問題を解くようなもので,天才には公式は必要ないのですね。天才にはAIも必要ないでしょう。
つまり,天才にはAIは必要ありません。天才でない人が,天才に近いものを作り上げるために必要なのがAIです。もちろん,天才でない人の方が圧倒的に多いので,AIの出番も多いのです。
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