サム・アルトマン氏,マイクロソフトに入社へ
OpenAIのCEOであったサム・アルトマン氏が11月17日に取締役会で解任されたというニュースは,AI業界で大ニュースとして地球を駆けまわりましたが,なんと20日,アルトマン氏はマイクロソフトに入社し,新たな社内AIチームを率いると発表されました。アルトマン氏と同時にOpenAIを辞めたグレッグ・ブロックマン元社長も,マイクロソフトへ入社するとの事です。
いやはやびっくり。マイクロソフトはOpenAIの大株主ですが,これはマイクロソフトがOpenAIと絶縁するという方向なのでしょうか?
AIの進歩に悪い影響が出ないことを願います。
(挿絵は,MaicrosoftのAIによる画像生成サービス「Bing Image Creator」で描いた画像です。入力したテーマは,"アルトマン氏マイクロソフト入社" です。画像の人物はアルトマン氏には見えません。むしろアルトマン氏を解任したサツキーバー氏の師匠である「AIのゴッドファーザー」とよばれる,トロント大学のジェフリー・ヒントン教授の世代かと思います。顔は似ていませんが www。OpenAI取締役会がアルトマン氏を解任した理由はよく分かっていませんが,安全性と事業性・迅速性の対立が推測されています。ヒントン教授は,自分たちが作り出したAIは,将来人類を超えて危険な存在になるかもしれないと言っていたようです。弟子であるサツキーバー氏は,その師匠の言葉に敏感にならざるを得ないのでしょう。)
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