10月の訪日客,コロナ前越え
政府観光局の発表では,10月のインバウンド客がコロナ前,2019年の実績を1%程度越えたそうです。詳細はリンクの記事を見ていただくとして,「コロナ前に全体の約3割を占めた中国は回復率が35.1%にとどまる」という状況にもかかわらず,他の各国の観光客が伸びて,コロナ前越えとなったとの事。
「中国からのインバウンドが少なくても・・・」という事が結構重要なように思います。
韓国からの観光客がコロナ前の3倍になったというのは,大統領がかわると,こうも変わるのかという感じですね。
いずれにしろ,インバウンドを牽引しているのは,「円安」であるのは間違いないでしょうね。いい悪いは別として。
何しろ,ビッグマックがアメリカでは9.55ドルであるのに対して日本では450円で,1ドル=150円換算でたった3ドルで買えますからね。日本に来ればアメリカの1/3より安くビッグマックが食べられます。アメリカ人は,本国で1個食べるお金で,日本ではビッグマック3個食べられるのです。アメリカ人の来日は,コロナ前の4割増しとの事ですが,これじゃあ,アメリカ人がビッグマックを食べに日本へ来るわけですよ www。
記事では,人数ベースでコロナ前より増えているという事ですが,金額ベースではどうなのでしょうね。伊勢丹三越など,百貨店も史上最高益とかいう話ですから,結構買い物をしているようですが。
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