ヒチコック監督の「暗殺者の家」
カミさんがiPadを買って,それでもっぱらNetflixの韓流ドラマをみています。ある時電車の中で見ていたので,「Wi-Fiの無いところでどうしてNetflixがみられるのか?」と訊いたら,NetflixやAmazonPrimeVideoは,PCやタブレットやスマホにダウンロードして,Wi-Fiの無いところでも楽しめるのだとの事。「それは知らなかった」という事で,さっそく私もやってみる事にしました。
手始めに,ヒチコック監督のイギリス時代の映画「暗殺者の家」をダウンロードして,バスの中でPCで鑑賞しました。1934年作品,ヒチコックがハリウッドに進出する以前の映画です。もちろん白黒映画。日本語吹き替え版で見ました。
白黒の画面はかなり退色した感じで,幾分おぼろな画像なのがかえって雰囲気を出しています。そんな映像に対して,吹替えの日本語音声がやけにクリアなのが多少アンバランスな感じでした。
娘を連れてスイスのリゾートに滞在しているイギリス人夫妻。現地で親しくなった男と一緒に舞踏会に参加したら,この男が狙撃され,夫妻はこの男のいまわの際に「英国大使館に届けてくれ」とメモを託される。しかしそのメモを狙う敵は夫妻の娘を誘拐,夫妻が娘を取り戻すために活躍するという話です。
あれっ,娘を息子に変えて,夫妻をアメリカ人とし,ジェームス・スチュアートとドリス・デイが演じれば,そのまんまヒチコック監督による1956年度のアメリカ映画「知りすぎていた男」になるじゃないと気づきました。調べてみたら,「知りすぎていた男」は「暗殺者の家」の再映画化だったのですね。この映画は,ドリス・デイのヒット曲「ケセラセラ」で有名です。この曲は,この映画のために作られた歌で,劇中でドリス・デイが唄い,米アカデミー賞で歌曲賞を受賞しています。母親のドリス・デイが唄う「ケセラセラ」に合わせて,捕らえられていた息子が指笛を吹き,その居場所がわかるというシーンに使われていました。
さて,「暗殺者の家」の上映時間は1時間15分。ちょっとしたテレビドラマ1話分ですね。昔の映画は,今と違って短かかった。
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