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2024/01/16

アーサー・B・リーヴの「無言の弾丸」

Muonnodanngan_20240115233301 アーサー・B・リーヴは,1880年に生まれ1936年に亡くなった,アメリカの推理小説作家です。クレイグ・ケネディー教授を主人公にした作品は人気となり,ケネディー教授は「アメリカのシャーロック・ホームズ」と言われたとか。
 その短編集の一つが,今回読了した「無言の弾丸」です。ヒラヤマ探偵文庫という,訳者の自費出版的な電子書籍(Kindle版)で読みました。
 その最初の短編「無音の弾丸」は,射殺された人がいるのに誰もピストル発射音を聞いていないという不思議をメインにした作品なのですが,我々現代人ならば,「サイレンサー付きの銃をつかったのだろう」と思います。そして真相は,まさにその通りなのです。作品発表当時は,サイレンサーが発明されたばかりの頃で,それが探偵小説のトリックとして使われて違和感なかったのでしょう。でも,現代では,もう賞味期限が切れていると言わざるを得ません。
 そんな「現代の眼でみれば・・・」という作品が散見される短編集なのですが,冒険小説として,「この先どうなるのだろう」と期待される作品もあり,最初は「ちょっとね・・・」と思っていたのですが,2作目以降を読んでいくにつれて次第に盛り返し,全体的にいえば案外面白く読めました。

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