英国で,移民やイスラム教徒へのヘイト
イギリスでは,“偽情報”を利用した極右集団が移民やイスラム教徒へのヘイトデモを煽り、各地で暴動に発展。建物や車などが放火される事態になっているという報道がありました。
7月に,リバプール近郊の町で17歳の少年がダンス教室に押し入って参加者を次々と刺し,子ども3人が亡くなった事件があって,その犯人はアフリカルワンダ出身の両親のもとイギリスで生まれ育った少年ですが,インターネット上では事件直後から「イスラム教徒」であり「小型ボートで入国した移民だ」とする“偽情報”が拡散されたとの事。その事件を元に,極右集団が移民やイスラム教徒へのヘイトデモを煽り,各地で暴動に発展,建物や車などが放火される事態になったようです。
にほんでは,関東大震災時に「朝鮮人が井戸に毒を入れた」という偽情報により朝鮮人虐殺事件が起こったのを想起させますね。いつの時代でも,どの国にも,騒動を起こして排斥しようという勢力がいる。馬鹿が馬鹿を扇動する。
しかし英国は,いわば反移民からEUを離脱したわけで,方向性はあっている?
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