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2024/10/31

サイゼリヤのQRコード式オーダーを初体験

Restauranti 本日,初めてサイゼリヤのQRコード式オーダーを体験しました。武蔵小杉のイトーヨーカドーに入っている店で,以前この店に入った時は,卓上に備えられた紙にメニューコード番号を書いて,店員に渡す方式でした。
 今回のスマホを使う方式は,テーブル番号とQRコードが表示された長方形型の小さなディスプレイのQRコードをスマホで読み取って,スマホ上にサイゼリヤのサイトを表示させて,メニューコード番号を入力していくものです。サイゼリヤのアプリをスマホにインストールするのではなく,QRコードからサイゼリヤのサイトに入っていく方式です。
 他のファミレスなどで,卓上にタブレット端末が設置され,それを使って注文する形式の店がありますが,サイゼリヤは店のタブレットではなく,客自身のスマホを使う方式で,スマホにサイゼリヤのサイトを表示させれば,入力方式は全く他のファミレスのタブレット方式と同じです。
 食べ終わって店を出る時は,卓上に料理と同時に置かれたバーコード付紙のレシートでも,スマホの会計ボタンでスマホ上に表示させたバーコードでも会計が可能です。
 タブレットの代わりに自分のスマホを使うという事で,操作自身は難しくないし他店のタブレット方式との違和感もありませんでした。

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2024/10/23

タリーズコーヒーが絶好調だそうで

Latte 「利益1.8倍、新業態も!いまタリーズコーヒーが絶好調な“ある”理由とは」という記事を読みました
 記事によれば,2024年4月期実績では,売上が前年度比13.7%増,営業利益が33.2%と大幅な増収増益,原材料の高騰による価格改定を実施した後も客数は落ちず,結果として客単価がアップし売上を押し上げているとの事です。
 ずいぶん前の事ですが,勤務地の最寄りのカフェがスターバックスで,毎朝寄って勤務前にラテを飲んでいました。そして7年前,勤務地が移り,今度は近くのカフェがタリーズになりました。その当時から,同じラテでもタリーズの方がスタバよりわずかに高く,それが意外に思いました。
 多分,今もタリーズの方が高いのかな? それ以来勤務地が変わらず,ずっと朝ラテはタリーズなので,スタバと値段を比べられない www。

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2024/10/12

アガサ・クリスティーの「杉の柩」

Sad-cypress

 アガサ・クリスティーの「杉の柩」を読んだわけですが,今回これは3度目くらいですね。最近あまり英語に触れていないものだから,英語の勉強のためにイギリスで製作されたドラマ(英語版)の「杉の柩」を見て,原作をもう一度読んでみようと思ったのが読書のきっかけです。だから,犯人もトリックも熟知している状況での再読でした。

 事件は,主人公といえるエリノア,その婚約者ロディ―,誰からも愛されるメアリイの三角関係に筆が費やされ,その一角,メアリイが殺害される。当然,三角関係が事件に関係していると思う。しかし・・・・・,という物語(ミステリーの紹介は難しい)。

 クリスティーの傑作,「死との約束」が同じ趣向の作品だった。もちろん「死との約束」は三角関係の話ではないし,舞台も「杉の柩」の様にイギリスのお屋敷内というわけでもないし,殺害に関するトリックも全然違っているが,大きく俯瞰した趣向としては,同じものですね。クリスティーには,この趣向の作品が他にもあるように思います。

 「趣向」とだけ言っては不親切のようですが,下にその「趣向」を書きますので,未読の方,クリスティーをあまり読んだりドラマを見たり映画を見たりしていない方は,目をつぶってください。↓

 つまり,「杉の柩」だったら三角関係に焦点が当てられているように見えて,実は殺人事件に三角関係は関係なく,実はお金が動機だった。当然犯人も,三角関係内の人ではありませんでした。上に述べたように,三角関係の話は冒頭から40%の位置までを占めているにもかかわらず,実は関係ないのです。無関係の部分と言っても,その40%の部分に事件の伏線はたっぷりと埋め込まれています。

 「死との約束」は,家族同士のもめごとが殺人事件の引き金になっているように描かれていて,家族内に犯人がいるように思われるが,実は家族には関係ない過去のある事実が引き金だった,といった具合。
 表立ってスポットライトが当たっている明らかなトラブルは殺人事件に関係なく,その裏でうごめく闇の部分が殺人事件を生んだという事です。
 何しろ,3度目の「杉の柩」,しかもデヴィッド・スーシェがポワロを演じたドラマ版を見た直後という時に,何もかも知っている状態での読書でしたが,だからこそクリスティーが施した大胆な伏線の数々を味わう事ができました。今回再読して,推理小説のこういう読み方もありだとつくずく思いましたね。まあ,再読に耐え得る物語の面白さがあるからこその話ですけれど。

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2024/10/06

国別で,TemuとAmazonはどちらがより使われているか

Temuamazon 今日の新聞記事に,中国のECブランド「Temu」とアメリカのECブランド「Amazon」を比べて,国によってどちらのブランドで買い物する傾向にあるかという表が載っていました。記事自体は,「中国発Temu,世界席巻。アプリ利用者数,アマゾンに迫る」という記事でしたが,その表で見ると,日本やインドではAmazonの方がより利用され,英国,フランス,ドイツ,スウェーデンなどヨーロッパではTemuがよく利用されるという結果になっていました。アメリカでもTenuがはびこっているという話を聞いていますが,さすがにまだAmazonの利用が多いようですね。
 日本人はまだまだAmazonの方が多いという事ですね。Temuや格安中華衣料のSheinは,安いけれど買って使えないものも多く,届いたとたんに半分は捨ててしまうとか聞きます。日本人は,まだまだ買ったものをすぐに捨てる,またはある程度捨てる前提で商品を買うという気質ではないように思います。また,安くてもそこそこ品質がいい物があるいう状況が日本にはまだまだあると思います。食べ物を考えても,欧州では,500円台で日本のようにそこそこおいしいものが食べられるというわけにはいきませんからね(イギリスで言えば,5ポンドでおいしい食事ができるか?という事です)。おいしいものを食べたければ,そこそこのお金を払わなければなりません。
 一方,欧州で安かろう悪かろうというものを買う人が多いというのはどういう事でしょう。英国などでは,古いものを大切に使う文化はまだまだあります。安い粗悪品を買うという感じはないのですが,欧州でTemuの利用が多いというのは,貧しい人々が多いという事なのではないかと思います。
 英国から日本に来て1か月くらい我が家に泊っていた若者は,物価が数倍になっていると言っていました。1ポンドだったチョコレートが6ポンドになったと嘆いていました。その物価高に見合って,給料・収入も上がっているわけですが,物価高についていけない人達もいて,生活は苦しくなっている層がそれなりに増えているのだと想像します。

 国別のECブランドの使用の違いで,いろいろな国情が分かるような気がします。

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2024/10/05

米フォードのEV新販促策

Fiscar 米フォードが,不振のEV販促策として,EVを購入すれば家庭用充電装置の設置を無料にすると発表しました。早々に,10月1日から始めるそうです。
 これはある程度EV販売増のきっかけになりそうです。
 しかし,家庭に充電装置を設置したところで,夜EVを充電し,翌日はその充電分の電気で動ける範囲で車を使うという使い方しかできないのはこれまで通りです。つまり,今のガソリンエンジン自動車並みの使い方はできないという状況は残ります。

 さらに,自宅に充電装置があるという状況が拡大すれば,ショッピングセンターや公共駐車場など,家庭以外での公共充電装置設置意欲がそがれ,前述の使い方(前夜自宅で充電,翌日はその電気で出かけて帰ってくるという使い方)にEVを限定運用せざるをえなくなるでしょう。EVがますますそういう使い方しかできない車になっていくという事です。
 まあ車というのは,そんな使い方をする場合がほとんどだとはいえそうです。

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