2024/03/30

この配信時代でも,所有することは大事

Dvd-240329 AmazonPrime VideoやNetflixなど,映像配信が発達し,DVD(含BluelayDisc)やTV番組の録画は必要ないと思っていたのですが,案外そうではないと思ってきました。
 配信される映画などは,ある日突然配信が終了してしまったりするんですよね。また見たいと思ったら,どこにもそのコンテンツはなくなってしまったという事があります。
 だから,DVDやTV番組録画などで所有していることは,結構重要なのかもしれません。本当に気に入っている動画は,所有する。そうする方がいいですね。

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2024/03/10

TARAKOさんも亡くなった

Chibimaruko 鳥山明さんに続いて,ちびまる子ちゃんの声優,TARAKOさんも亡くなって,アニメ界の訃報が続きます。しかも,64歳という若さで。60代でというのは,やはり鳥山明さんと同じですね。
 ご冥福をお祈りします。

(挿絵は,Amazonのホームページより。)

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2024/02/06

ヒチコック監督のイギリス時代の映画「バルカン超特急」をみました

Lady-vanishes ヒチコック監督の1934年の映画,「バルカン超特急」を見ました。もちろん白黒映画です。英題名は「女性が消えた(The Lady Vanishes)」というもので,邦題とは全然違います。ずいぶん前から見たかった映画ですが,今回はAmazonPrimeVideoからダウンロードして,PCで鑑賞しました。
 ヨーロッパの小国からロンドンに至る特急列車の中で,家庭教師をしていたイギリス人のおばあさんが消えてしまう話で,サスペンス映画です。乗客のイギリス人女性がこのおばあさんの実在を主張しますが,乗客たちは口をそろえてそんな人はいなかったと証言します。はじめ味方になってくれるのは,イギリス人の男性一人だけ。サスペンススリラ―である上に,この二人のラブロマンスコメディーでもあります。
 映画史上に残る名画の一本ですね。ストーリーがわかっていても,何回も繰り返しみられる映画です。

 ちょっと細かい話ですが,巻頭のタイトルロールからカメラが右にパンして,雪崩で線路が埋まった駅?を上空から写し,次第に地上に降りていって家々をなめるようにして移動し,車が走って行ってやがて混雑する(鉄道が雪崩で不通になってしまったので)ホテルのロビーのシーンに移るという映画の導入部分は,なかなか快調です。空撮から地上に降りて右に移動するというシーンをどうやって撮影したのかと思ったのですが,おそらくこのシーンは模型ですね。雪崩も駅も模型でしょう。ヒチコック映画の特殊効果部分です。

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2024/01/24

ヒチコック監督の「暗殺者の家」

Too-much カミさんがiPadを買って,それでもっぱらNetflixの韓流ドラマをみています。ある時電車の中で見ていたので,「Wi-Fiの無いところでどうしてNetflixがみられるのか?」と訊いたら,NetflixやAmazonPrimeVideoは,PCやタブレットやスマホにダウンロードして,Wi-Fiの無いところでも楽しめるのだとの事。「それは知らなかった」という事で,さっそく私もやってみる事にしました。
 手始めに,ヒチコック監督のイギリス時代の映画「暗殺者の家」をダウンロードして,バスの中でPCで鑑賞しました。1934年作品,ヒチコックがハリウッドに進出する以前の映画です。もちろん白黒映画。日本語吹き替え版で見ました。
 白黒の画面はかなり退色した感じで,幾分おぼろな画像なのがかえって雰囲気を出しています。そんな映像に対して,吹替えの日本語音声がやけにクリアなのが多少アンバランスな感じでした。
 娘を連れてスイスのリゾートに滞在しているイギリス人夫妻。現地で親しくなった男と一緒に舞踏会に参加したら,この男が狙撃され,夫妻はこの男のいまわの際に「英国大使館に届けてくれ」とメモを託される。しかしそのメモを狙う敵は夫妻の娘を誘拐,夫妻が娘を取り戻すために活躍するという話です。
 あれっ,娘を息子に変えて,夫妻をアメリカ人とし,ジェームス・スチュアートとドリス・デイが演じれば,そのまんまヒチコック監督による1956年度のアメリカ映画「知りすぎていた男」になるじゃないと気づきました。調べてみたら,「知りすぎていた男」は「暗殺者の家」の再映画化だったのですね。この映画は,ドリス・デイのヒット曲「ケセラセラ」で有名です。この曲は,この映画のために作られた歌で,劇中でドリス・デイが唄い,米アカデミー賞で歌曲賞を受賞しています。母親のドリス・デイが唄う「ケセラセラ」に合わせて,捕らえられていた息子が指笛を吹き,その居場所がわかるというシーンに使われていました。
 さて,「暗殺者の家」の上映時間は1時間15分。ちょっとしたテレビドラマ1話分ですね。昔の映画は,今と違って短かかった。

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2023/12/31

クリスティーの「動く指」

Moving-fingers アガサ・クリスティーの「動く指」は,以前このブログで紹介しました。今回,何回目かで「動く指」を読みました。犯人が誰だったか,記憶があやふやになってきたので,もう一度読もうと思ったのです。この作品がどんな物語かは,前のブログ記事を見ていただきましょう。
 そして読了した後,今度はドラマを見ました。BBCで作られたジョーン・ヒクソンがマープルを演じる作品で,その中の一作に「動く指」があります。
 原作では,名探偵ミス・マープルは全体の75%くらいのところで登場し,どんな活動をしたかわからないままに犯人を罠に嵌め,最後に一気呵成に真相を説明して終わります。つまり,ミス・マープルはほとんどこの推理小説には出てこないのです。そんな作品を,「ミス・マープル」と銘打ったシリーズの1作としてドラマ化する。さぞ作りにくかったろうと思います。何しろ前述のとおり,原作ではミスマープルは最後の方で少しだけ登場し,途中ではほとんど出てこないのですから。
 実際ドラマを見てみると,初めからミスマープルは登場していました。主人公であるジェリーとジョアナの兄妹がリムストックの町に到着し,町の人々が次々と紹介され,ジェリーのところに切り張りの手紙が届いた後すぐに,ミス・マープルが牧師夫人の招きでこの町に列車で到着するのです。原作では殺人事件が起こった後,牧師夫人がミス・まープルの出馬を要請しますが,ドラマでは殺人が起こる前,町中に匿名の切り貼りの手紙がばらまかれた事から,その犯人,真相を突き止めてほしいとしてマープルを町に呼ぶのです。そして原作では,最後に一気呵成にマープルの言葉としてしか説明されない彼女の調査や推理が,ドラマでは其処此処で少しずつ挿入されていました。ドラマでも筋はほとんど原作と同じなのに,見事にミス・マープルの探偵物語になっていました。

(挿絵は,Amazonのホームページより。)

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2023/11/24

日中のテレビでは,無関心なChatGPT問題

Openai-231120 仕事が久しぶりに平日休日となり,一日中家に居ました。映像配信や放送などをテレビで見ていましたが,日中の情報番組では,ChatGPTのアルトマンCEOの解任~マイクロソフト入社~ChatGPTのCEO復帰に関するニュースというのは,やりませんね。関心がないみたいです。NewsPicksのような経済を主としているネット上のニュースキュレーションサイトなどでは,結構この話題で持ちきりになっていましたけれど,テレビを日中見ている人たちには,関心ないんですかね。

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2023/07/28

NHK,番組出演者の不祥事が起きた場合の有料サイトでの配信停止「今後は原則行わない」

Nhk230727 番組の出演者に不祥事が起こった時,動画配信サービスでの配信が停止されるという事が行われていました。最近では,NHKオンデマンドで大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の配信が停止されました。出演者した市川猿之助の不祥事による措置でした。
 それに対して,私も某ニュースキュレーションサイトに対すして,次のようにコメントした事もありました。

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放送はともかく,見る側の意図で選択も不選択もしやすい "配信" では,停止する必要はないと思います。
いやなら,見る側が選択しなければいいのです。
まあ放送も,見る側が選択できるのですがね・・・。
放送すると,お節介な人から投書やクレーム電話がくるわけです。見たくなければ自分だけ見なければいいのに,人に見せるのをやめろ主張するのは,他人への過度の干渉,重大な他人の人権への介入ですね。
他人を自分と同じ境遇に強制的に置こうとするもので,違憲のにおいがします。
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 私のように考える人は多かったようで,「配信停止後,視聴者から批判的な声が多く寄せら,自ら選んで番組を見る権利意識が高まっている」ということで,NHK山名啓雄メディア総局長が7月25日の定例会見で,「番組出演者の逮捕など不祥事が起きた場合,動画配信サービス,NHKオンデマンドでの配信を停止することについて,今後原則行わないことにしたい」と述べたとの事です。
 市川猿之助氏が出演している「岸辺露伴は動かない」も,NHKオンデマンドで見ることができるのかな?

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2023/07/19

宮崎駿監督,ジブリの新作「君たちはどう生きるか」は,「千と千尋」越えの好スタート

Kimitachihadouikiruka 宮崎駿監督の新作「君たちはどう生きるか」が,7月14日(土)に公開以来4日間で観客動員135万人,興行収入21.4億円を突破したとの事です。これは「千と千尋の神隠し」を超える記録であり,公開前にポスター以外に何の前情報を出さなかった映画がフルに宣伝された「千と千尋」を超えたことになります。
 宣伝なしがむしろ宣伝になった。宣伝なしでも客が入るのは,宮崎駿監督とジブリならではと思われます。一般化はできないでしょう。「私たちは」が成功したからって,ほかの作品でおなじことができるわけではありません。

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2023/07/16

宮崎駿監督の新作「君たちはどう生きるか」が公開

Kimitachihadouikiruka 宮崎駿監督の新作アニメ「君たちはどう生きるか」の公開が,7月14日(金)から始ま誌ました。
 「君たちはどう生きるか」という題名は,やはりの戦前に発表され,戦後,時代に合うような改変が行われた吉野源三郎の小説を思い浮かべるのですが,今回はこの原作のアニメ映画化ではなく,原作のジュブナイル小説は作品中には主人公にとって大きな意味を持つという形で関わっているとの事です。
 この映画の公開前には,ポスター以外の宣伝は行われず,内容等もわからないままに公開が始まりました。
 映画は極力前情報をシャットアウトした状態で見るべきだという知人がいます。新エバ最終作の時などは特に力を入れ,SNSは完全に数か月間シャットアウト。早くから前売りを買って上映開始日当日に行ったのはもちろん(公開初日の朝一の上映を目指していたのですが,それはできなかったようです),前の回の帰りの観客の話を聞かないように,ノイズキャンセリングイヤホンを装着して音楽を流しながら場内に入ったという人です。今回は制作側もそれに協力した形ですね。
 ジブリの事前情報遮断の意図は,やはりそこにあるのでしょうか?
 スタジオジブリの鈴木社長は,「いろいろ考えているうちに一切宣伝がなかったら、皆さんどう思うんだろうと考えてみた。僕の考えですけど、これだけ情報があふれている時代、もしかしたら情報がないことがエンタテインメントになる。そんなふうに考えました。うまくいくかどうかわかりません。わからないけど、それを信じてやる、ということです」と語っているそうです。
 しかしながら,宮崎駿監督のジブリ作品というだけで,最大限に近い宣伝になっていますからね。あとの宣伝は,なんにしても,ほんの少し背中を押すだけ。そういう意味では,ジブリならではの宣伝方法で,あまり一般化して考えることはできないですね。
 Wikipediaでは,既にフルにストーリーが紹介されています。公式の宣伝ではないけれど,こういうのも,口コミというのかな?

 宮崎駿監督は,前作「風立ちぬ」をもって引退すると発表しましたが,今作は「自分は引退中であり、引退しながらやっている」と言っていました。宮崎駿監督は絵コンテづくりに注力し,実際の監督は,作画監督の本田雄氏が主に担っていたようです。

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2022/06/26

Netflixが広告付きプランを導入へ

Webvideo Netflixが広告付きプランを導入するという話は,以前からニュースになっていました。報道によれば,それがさらに具体的に進んできた様ですね。 具体的な提携先の選択・交渉段階に入りつつあるようです。
 現状のプランにCMが付くわけではなく,広告付きの安いプランを新たに作るという話の様ですね。
 しかしこの広告付きプラン,どのくらい安いのでしょうね?
 私の場合,好きな推理小説を読むのに時間をとられるし,ゲームをやるのにも時間がかかるし,カミさんの相手をしなくてはならないし,どちらかというとアマゾンプライムの方がマイファースト配信サイトだし,たまには仕事もしなくてはならないし(これがいちばん時間がかかる),ネットフリックスはあまり見られない。
 できればサブスクではなく,一本いくらという契約はできないのかな?

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