2022/06/26

Netflixが広告付きプランを導入へ

Webvideo Netflixが広告付きプランを導入するという話は,以前からニュースになっていました。報道によれば,それがさらに具体的に進んできた様ですね。 具体的な提携先の選択・交渉段階に入りつつあるようです。
 現状のプランにCMが付くわけではなく,広告付きの安いプランを新たに作るという話の様ですね。
 しかしこの広告付きプラン,どのくらい安いのでしょうね?
 私の場合,好きな推理小説を読むのに時間をとられるし,ゲームをやるのにも時間がかかるし,カミさんの相手をしなくてはならないし,どちらかというとアマゾンプライムの方がマイファースト配信サイトだし,たまには仕事もしなくてはならないし(これがいちばん時間がかかる),ネットフリックスはあまり見られない。
 できればサブスクではなく,一本いくらという契約はできないのかな?

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2022/05/31

原発事故めぐるTBS「報道特集」に波紋

Thyroid TBSが5月21日に放送した「報道特集」で,福島第一原発事故と甲状腺がんの因果関係を関連づけるような形で報道がおこなわれ,波紋が広がっているというニュースがネット上にありました
 「福島の若者が甲状腺がんで苦しんでいる」という報道が行われたわけですが,この問題については,国連組織である「原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)」が2021年3月に発行された「2020年報告書」で,因果関係を否定する見解を示しています。その見解を番組で否定するのはいいのですが,ひと言もUNSCEARの見解に触れないのはどうかと思います。事後になりますが,番組でUNSCEAR報告に言及しなかった理由をTBSは述べる必要があると思います。
 仮にUNSCEARの報告を正とすれば,「福島の若者が甲状腺がんで苦しんでいる」のと「東京の若者が甲状腺がんで苦しんでいる」のは,等価でしかありません。

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2022/05/20

動画配信サブスクの誤算

Netflix_20220519014001 「動画サブスクに3つの誤算」という記事がありました。最近,確かにNetFlixの会員減少などが起こってきて,イケイケドンドンとう業界ではなくなってきたという印象です。
 記事でいう3つの誤算とは,①インフレで生活費がかかる様になり,動画配信が選別の対象になったこと,②ゲームなど,他の娯楽との競争激化,③巣篭もり解消で,旅行など他の野外レジャーが復活,です。
 それはそうなんですが,そもそもサブスクの不合理性を感じる様になってしまいました。動画配信サイトが乱立して,ある動画はA社でしか見られない,ある動画はB社でしか見られない・・・などということが起こり,結局満遍なく好きな動画を見ようとすると,たくさんのサブスクサイトに入会しなければならない事になり,サブスクという形式に疑問を感じる様になってきたのです。
 消費者の立場で考えれば,結局サブスクは廃れて,必要な時必要なものを買うという様になる様な気がしますけれど・・・。少なくとも,サブスクと一本売りの二本立てが合理的だと思いますね。

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2022/04/21

Netflix利用者初の減少

Netflix 動画配信サイト,Netflixの利用者が初めて減少し,株価が2割急落したそうです。米ネットフリックスが4月19日に発表した2022年1〜3月期決算は,売上高が前年同期比10%増で約1兆円だった反面,純利益は同6%減だったとの事。3カ月ごとに開示している会員数は,過去10年で初めてマイナスに転じ,今後も減少が続く予想しています。
 その原因として,動画配信サービスへの参入企業急増で同業他社との競争が激化した事が挙げられ,その他,ロシア事業の休止,インフレが進むなか消費者が娯楽支出に慎重になっている事,アカウント共有などで料金を払わずに利用している層が「1億世帯以上」いる事,1月に実施した値上げ(日本でも,2018年8月に値上げ顔個なわれた)などが原因だとされています。
 まあ私から見ると・・・,配信各社,自分で製作した番組を囲い込み,そこでしか見られない番組が多数あり,いくつもの配信サイトと契約したいが,見る時間もなく,サブスク費用ももったいないので,月毎に契約配信サイトを変えて渡り歩こかとさえ思っています。
 私は少なくともそんな感じになっていて,配信各社の自主制作番組が面白ければ面白いほど,配信サイト一社で見れば契約者の出入りが激しい,その割に契約数が伸びないことになっていくでしょう。
 一度に何社もの配信サイトと契約しても,時間がなくてそんなに見ることができないし,たくさんのサイトの番組を見たいし,そうなれば,上述の様に一社の契約数は伸びないですよ。
 配信サイトがここまで増えてしまうと,サブスクでなく,一本いくらという契約がいいということですね。

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2022/04/08

小津安二郎の「東京物語」

Tokyo-monogatari テレビで偶然「東京家族」という映画を見ました。山田洋次監督の2013年度の作品です。これは,1953年に製作された小津安二郎監督の「東京物語」のリメイク作品で,時代を昭和20年代終わりから平成に移していますが,人間関係などはほぼ同じです。
 そんなこんなで「東京家族」を見て,小津安二郎の「東京物語」を見たくなりました。東京物語は,主人公の父親役が笠智衆(東京家族では橋爪功),次男の妻が原節子(東京家族では蒼井優)。次男は小津作品では戦死しているという設定ですが,山田作品では蒼井優は次男(妻夫木聡)の恋人という設定です。
 東京物語はネット配信(アマゾンプライム)で見たのですが,驚くのはどのシーンで静止画にしても,その映像が見事なかっちりとした構図になっており,どのシーンをとっても "画" として完成されている事です。場面転換の口絵的な風景さえ "画" として完成されています。小津作品の真髄の一つを見せてもらいました。

(写真は「東京物語」のDVD。アマゾン書店のホームページより。)

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2022/03/30

「若者は10分間のYouTubeすら耐えられない」?

Watching-smapho 「若者は10分間のYouTubeすら耐えられない」という記事がありました。曰く,芝居の観客から若者が減っている,ゆっくり楽しむというスタイルを若者は避けている,結局今の若者は「効率的」に生きることを求められている,という主張です。
 これは考えすぎではないかと思います。
 若者が芝居を見ないのは,趣味の多様化,若者の収入の減少などで,別の事にお金を使っているからだと思います。YouTubeなどの動画を見るのは主にスマホで,それは電車での移動中,待ち合わせで誰かを待っているちょっとした時間など,ちょっとした空き時間で見るので,必然的に10分以内の動画を見る事になるのだと思います。
 洋画を中心として,映画などは最近の大作は上映時間2時間半越えというのがほとんどで,「動画は短時間で」というのとは反対の方向にいっています。「長時間の動画には耐えられない」というのは,日本の若者だけ? でも,日本映画であるエヴァンゲリオンの最新作も2時間半越えでしたよね。「どこでトイレに行くか」という話が,若者の間で話題になっていました。
 やはり記事は考え過ぎているようです。

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2022/03/23

モーリン・マクガヴァンの「スーパーマン愛のテーマ」

Superman 先日,モーリン・マクガヴァンが歌う映画「ポセイドンアドベンチャー」の中の曲「The morning after」の話をしましたが,同じモーリン・マクガヴァンの歌で気に入っているのが「スーパーマン愛のテーマ」です。スーパーマンの映画はたくさん作られていますが,1978年に製作されたクリストファー・リーヴの「スーパーマン」の主題歌で,「Can You Read My Mind?」という題名がついています。
 優しく伸びやかな曲で,モーリン・マクガヴァンの声質にあっていると思います。
 映画では,ロイス・レインとスーパーマンのロマンチックなシーンに使われていたと記憶していますが,映画で歌っているのがモーリン・マクガヴァンかどうかは知りません。ちなみにロイス・レインを映画で演じたのはマーゴット・ギダーですが,彼女が映画の中で歌っている(つぶやいている)ような気もします。

(写真はDVDのタイトル。アマゾン書店のホームページより。)

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2022/02/17

「ウエストサイドストーリー」を観ました

Westsidestory スピルバーグが58年ぶりに再映画化した「ウエストサイドストーリー」を見てきました。3D映画ではなく2D映画ですが,IMAXシアターのかなりかぶりつき附近で観たので,結構な迫力でした。
 ロバート・ワイズ監督版は1961年度公開ですから,私が初公開時に観ているわけはなく,多分何回目かのリバイバル公開時に観たものと思います。ビデオテープ版(DVDがなかった頃のテープ版)を持っていたので,作品は映画館以外でも何回も観ています。
 さて今回のスピルバーグの新作,観終わって最初の印象は,「前作と変わらないじゃない」というものでした。その前作と変わらないというイメージがどこから来るかというと,主として音楽ですね。「サウンドトラックは前作のを使ったの?」と思うくらい前作とスコアが似ています。例えば「マリア」を静かに連呼する「マリア」の出だし,「トゥナイト」の運び。もちろんシェイクスピアの原作をなぞった基幹となる筋立ては同じ。原作のモンタギュー家とキャピュレット家を白人とプエルトリコ系移民におきかえた主題は "人種問題" であるのも同じ。プエルトリコは,アメリカの自治連邦区で,移民と言っていますが,合衆国内の地域です。また,白人のジェット団がポーランド移民という設定は前作からあったらしいのですが,私には認識がありませんでした。
 しかし,細かく思い出してみると,結構違うんですよね。ワイズ版の初っ端はマンハッタン島の空撮。それがグッとマンハッタン島にカメラがよっていって西へ西へと移動。地上に降りたらそこはニューヨークのウエストサイド。バスケット運動場の片隅で指を鳴らしながらたむろするジェット団の面々という具合。スピルバーグ版は初めから地上のウエストサイド。鉄球で取り壊されているビル群。そこにできる予定のリンカーンセンターの想像図看板。そこに現れるジェット団。映画の冒頭,ほんの5分くらいで,セリフなし,映像だけで説明される社会情勢と舞台となる時代の説明。後で考えると見事な導入部です。時代説明のダメ押しはクラッシックなパトカーの出現ですね。
 スピルバーグ版は,冒頭部分からも窺えるように,より社会情勢を鮮明に描いていると言えるでしょう。人種問題と貧困と貧困者が地区から追い出される再開発。それにジェット団に入りたくて周辺をうろついているLGBTのキャラクターも出てきます。1961年版でも同じようにジェット団に入りたいキャラクターがいて,今回の2022年版をみるまではただのボーイッシュな女の子だとばかり思っていたのですが,1961年当時としては精一杯のLGBT表現だったのかもしれません。実際「クラプキ巡査殿」の歌詞の中に「姉妹は髭をはやし,兄弟はドレスを着る」という表現が出てきていて,当時からいまでいうLGBTは意識されていました。しかし,スピルバーグ版では,彼(彼女?)がLGBTである事がより明確に表現され,最後の方では,彼(彼女?)がジェット団に受け入れられる事が明確に描かれます。
 その他に目立つ違いとしては,「アメリカ」を歌い踊る場面。1961年度版ではアパートの屋上,2022年度版ではストリート。まあ,今「アメリカ」という派手なナンバーを歌い踊るとしたら,ストリート以外にはあり得ないでしょう。屋上とストリート,歌い踊る場所は違いますが,音楽だけ聴いていると,1961年版と2022年版で印象は全くおなじです。
 さらに一番目立つ大きな違いは,ジェット団が屯しているドックのドラッグストアです。1961年版ではおじいさんのドックが取り仕切っていますが,スピルバーグ版ではドックは既に亡くなっており,妻であったバレンティーナというおばあさんが女主人です。そのバレンティーナを演じているのが90歳になったというリタ・モレノ。スピルバーグ版のエグゼクティブプロデューサーも勤めている女性で,1961年版のアニタを演じアカデミー賞を受賞した人です。1961年版では「サムホエア」を歌うのはマリアとトニーですが,今回はこのドラッグストアの女主人が独唱します。トニーは,マリアにスペイン語で愛を告白しようと,デートの前に彼女にスペイン語を習っています。この「サムホエア」は,1961年度版ではラストでトニーがチノに拳銃で打たれて倒れてから,マリアに抱きかかえられながら瀕死でマリアとデュエットし,マリアの腕の中で死んでいくという印象的な使われ方をしていたナンバーでした。2022年版では,ふたりは「サムホエア」を歌いません。「サムホエア」は2022年版では前述のようにバレンティーナが歌うナンバーで,マリアとトニーのナンバーではないのです。
 ミュージカルナンバーの順番も入れ替えられ,全体的な構成にも手が加えられていて,見事にワイズ版とは違う,2022年のスピルバーグのウエストサイドストーリーになっています。
 配信されているサウンドトラックを購入して聴いていると,各ナンバーを聞きながら思い浮かべるのは1961年版の場面で,前述のように,音楽は前作と印象は変わらず,しかし映画としてはスピルバーグ映画になっているという,そんな映画だと思います。スピルバーグには,ブラボーと言っておきましょうwww。

 今回は英語・字幕版を見たのですが,日本語版はどうなっているのでしょう。歌まで吹き替えているのでしょうかね? ウエストサイドストーリーは,日本での劇団四季や宝塚などの舞台版があるのだから,歌詞も日本語になっているはずで,歌も日本語で歌おうと思えば歌えるのですがね。

 1961年版を見たことのない若い知人が,「ダンスパーティーで一目惚れして,ストーカーのように彼女のアパートに行って,非常階段をよじ登って彼女の部屋まで行ってしまい,その後2〜3日でベッドインするってどうなのよ」と言っていましたが,その展開はシェイクスピアの原作どおりなので仕方ないですね。それに,あれだけ対立しあっている2つのグループに属する彼と彼女が引きあって恋をするとすれば,それは一目惚れ以外にあり得ないでしょう。「死者がたくさん出るのだけど,主人公の2人は最後になんとかハッピーエンドになってほしかった」とも言っているのですが,悲劇に終わるのはシェイクスピアの原作通りなのでこれも仕方ないでしょう。そう言ったら,「シェイクスピア先生を持ち出されたら,納得するしかない。」との事でした。
 この知人には,フランコ・ゼフィレッリ監督の名作映画「ロミオとジュリエット 」を観るように勧めました。

(写真はアマゾン書店より。スピルバーグのウエストサイドストーリーのサウンドトラック版のジャケット)

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2021/11/16

映画「ジョーカー」が放映中止?

Joker 11月31日に起きた京王線での無差別乗客死傷事件とその後に起こった模倣事件のために,映画「ジョーカー」のテレビ放送がお蔵入りになるようです。
 ジョーカーのようなR指定映画に対して,テレビ放送で何か対策するとしたら,そもそもテレビ放送の年齢制限などできないのだから,映画自体をメタメタに切って編集して放映するしかありません。そんなものは見ても仕方ないから,放映しない選択は正解。見たかったら,DVDを借りるか配信を見ます。
 つまり,R指定映画を指定年齢に関するスクランブルなどの仕組みのないテレビで放映するのは,無価値ですね。本来の映画監督や脚本家など映画スタッフの意図しない形でしか放映できないのだから。
 そもそも今の時代,そんな映画をテレビ放映で見なくても,観る方法は配信やレンタルDVDなど,いくらでもあります。

 R指定は実年齢制限規則で,精神年齢規則ではなく,これまで車内などで問題を起こしているのは実年齢20代以上,大抵はいい歳のオッサンが多いのだから,R指定映画を放送しないという対策も無意味でしょうwww。

(写真は,アマゾン書店から。)

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2021/07/25

ネットフリックスは伸び悩み?

Netflix-ainofujityaku ネット上に,ネットフリックスに関する話題がありました。「動画配信サービスの米ネットフリックスは今年、低調な出足となったが、同社幹部は成長が落ち込むとの懸念を否定し、長期的見通しへの自信をあらためて示した。」というものです。まあ,ネットフリックスの幹部が長期的な見通しへの自信を示したとしても,それはポジショントークだろうと思うばかりなのですが,ネットフリックスの会員増加が,今年は周囲の期待より下回ったというのは事実です。
 Netflixは,ゲームへの参入,映画スタジオの取得など,社業の拡大対策を矢継ぎ早に打っています。
 大きなお金を投じて,ゲームや映画を自前で作るのは,利用者としては楽しみですが,そういうものはコケる作品もあるわけで,結構博打的なものがあります。
 他人が作った映画を配信するだけでは,他の配信業者との差別化が難しいのはわかるのですが,自前のコンテンツを作る事で本業のサブスク料金が上がることは,果たして利用者の支持を得られるのか? それが,昨今の伸び悩みにつながっているように思います。
 例えば,Netflixが映画製作会社のようになってしまい,自社映画だけが売り物という状態を利用者が喜ぶかは,甚だ疑問だと思います。ディズニーの成功は特殊な例で,ワーナーやパラマウントなどの映画会社毎に自社配給映画の独占配信が行われ,各映画会社毎に利用者がサブスク契約を行わなければならなかったら,むしろ利用者の不利益でしょう。
 どうも,Netflixはそんな利用者からそっぽを剥かれる方向に向かっているような危険を感じています。

(イラストは例によってフリーイラスト素材サイト「いらすとや」より。Netflix独占配信の韓流ドラマ「愛の不時着」を見る女性の姿だそうです。)

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