全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキを決行し,映画産業における生成AIの「無秩序な使用」への懸念を表明した。
全米脚本家組合(WGA)も同じようにストライキ中です。俳優がAIの使用を制限するストライキを行うというのは,今現在はよくわからないのですが 全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキを決行し,映画産業における生成AIの「無秩序な使用」への懸念を表明した。
全米脚本家組合(WGA)も同じようにストライキ中です。俳優がAIの使用を制限するストライキを行うというのは,今現在はよくわからない(将来的には,AIが創造したキャラクターが,実在の俳優に替わって演技することはありうるでしょう。CGアニメの進化系のような時代が来るかもしれませんからね)のですが,脚本家がストライキを行うのは,わかりますね。今現在でもAIが脚本を書くことはあり得るからです。
映画関係者だけではなく,クリエイティブな仕事をしている人達が,AIを目の敵にするのはわからないではないのですが,たぶん時代錯誤とAIを過剰に評価しすぎているのだと感じます。
将来はわかりませんが,今のところAIがクリエイティブな仕事を人に替わってこなすのには無理があります。
例えば脚本の分野では,たいしてクリエイティブでない,ありきたりの脚本しか書けない人がAIに仕事を奪われることはあっても,本当にクリエイティブな,独創的な脚本を書く人が仕事を奪われることはありません。
AIの時代には,人間は今まで以上にクリエイティブな独創的なものを生み出す必要があるのです。
どんな仕事でも,底辺はAIが担う。人はその上を行く必要があります。
まあ,あくまでも現在のところは。
AIがどんどん発展していけば,AIが担う仕事も,最底辺から中低辺へ,さらにその上へと発展していくでしょう。その先には,本当に独創的なクリエイティブな仕事を,AIがこなすような存在にならないともかぎりません。
(まあ,当分無理でしょうが・・・。)
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