2025/02/09

エジンバラ城へ

Edinbara-ca1img_9866Edinbara-ca2img_9869 さてエジンバラ滞在は二泊三日で,結局フルに使えるのは中1日だけです。その日はやはりメインイベントであるエジンバラ城を訪問しました。
 エジンバラ城は,キャッスル・ロックという岩の上に建つ古代からの要塞で,9世紀ごろから作られていったようです。エジンバラの街から見上げるように建っています。ひときわ高い丘の上に建っているので,街のどこからでも望めます。
 入口で日本語の音声ガイドを借りて,さっそく城内の見学に出かけます。この音声ガイドがかなり詳細で,一か所で結構な時間を費やします。この調子で聞いていたら予約してある昼食に間に合わないという事で,かなり端折ってしまいました。しかしエジンバラ城というのはどこもかしこも血塗られた歴史のある場所なんですね。暗殺の舞台になった場所とか,長期間捕われていた場所とか,そんな場所がいっぱいありました。

(写真は,エジンバラ城の入口広場。下の写真を見ると,岸壁の上に建てられていることがよく分かります。)

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2025/02/07

エジンバラ遊覧

The-scotsman-h-lobbyThe-scotsman-h-entranceThe-scotsman-h-room ロンドンキングスクロス駅からエジンバラウェイバリー駅に着いたの昼の12:30頃です。ホテルのチェックインは3時以降なので,まずトランクをコインロッカーに預け,軽装で市内見物に向かいました。
 エジンバラ市内は,旧市街も新市街も街そのものが世界遺産です。ウェイバリー駅は新市街と旧市街の谷間に位置しており,駅からエスカレーターをいくつか上って市街へ出ます。駅から外へ出ると,そこはもう中世の風景が広がり,ロンドンとはまた違うもう一つ古い景観が広がりました。
 まずはエジンバラを一望できるカールトンヒルという公園に向かい,駅の方に戻ってきてスコットランド国立博物館へ。そこで数時間を過ごしたらもうチェックインタイム。ホテルへ向かいました。谷間のエジンバラ駅を陸橋で越えて,陸橋を渡ったすぐのところを折れれば,古めかしいホテルの入り口がありました。そのホテルはスコッツマンホテルといい,スコッツマン新聞社の旧社屋をホテルに改装した建物だという事です。
 上述のように,駅を跨ぐ陸橋を渡ったところに入り口があり,そこを入ればホテルのロビーになっており,受付があります。実はそこは4階で,入口の脇に地上へ降りる階段がありました。後でそこを降りてみたら,駅の入口に出てしまいました。このホテル,実は駅前に建っていたのです。

(一番上の写真は,ホテルのロビー。ここが4階です。弐番目の写真は,駅入口の向かいにあるホテルのエントランス。4階へ続く外階段とその左隣にあるホテル入口のドア。ここが0階。このドアは通常施錠されており,インターフォンで「開けてくれ」と言えば,カチッという音がして入ることができます。ちょっとゴシックな雰囲気の階段とドアですね。一番下の写真はホテルの部屋です。ホテルの外観は古めかしいですが,部屋は近代的。)

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2025/02/06

翌日はキングスクロスから列車でエジンバラへ出発

Kingsx1Kingsx2Kingsx3 さて翌日,宿泊したホテル近くのパディントン駅から地下鉄に乗って,キングスクロス駅に向かいました。この駅から,スコットランドエジンバラ駅に向かいます。キングスクロス駅はスコットランドへのロンドンの玄関口です。ハリーポッターも,この駅の9と4分の3番線からホグワーツ特急に乗って魔法学校に向かいました。
 イギリスでは,というより,多分ヨーロッパでは一般的にそうだと思いますが,列車の出発ホームは,出発時刻の10分ほど前にならないと発表されません。多分,到着する列車が時刻通りではなく,遅れがあるために出発する列車の入線ホームが時々刻々変わってしまうからだと思います。だから駅の大きな電光掲示板の前には,常時多くの人だかりができています。私たちの乗る列車の出発ホームも,なかなか表示されませんでした。表示されると,乗客たちは一目散で自分の列車の自分の指定号車に向かって駆けだします。
 イギリスでは,特に特急とか普通列車とかの種別はありません。駅の電光掲示板にはすべての停車駅が表示され,私たちの乗る列車も,日本では特急に分類される列車だろうと思うだけです。
 この列車,日立製の800系(多分800系のうちの電車タイプの801型)という列車で,9両編成の列車だったと思います。イギリスの特急列車は,現在列車運営会社に限らず,この800系が主流になっているようです。
 私たちは,無事にこの列車に乗り込みました。

(写真は,上からキングスクロス駅に停車中の特急列車800系。私たちの感覚では特急列車ですが,特にその表示はなし。次の写真はキングスクロス駅の電光掲示板。8時発エジンバラ行きの表示があるが,ホームはまだ指定されていない。AZUMA号と表示されているが,日立製の特急列車は全てその名前が表示される。東海岸本線の列車を表す「アズマ」,東の国から来た車両であることを示す「アズマ」だと言われている。電光掲示板には,特急の表示はないが,全ての停車駅が示されている。ロンドンからエジンバラまで,4時間半くらいかかるのに途中4駅にしか止まらない列車なので,日本流にいえば間違いなく特急列車でしょう。一番下の写真は800系車両に示された製造会社HITACHIのロゴ。たいていの日本人はこのロゴを撮影するそうです www。上から二番目と三番目の写真は,クリックすれば拡大します。)

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エジンバラに向かう列車の中で

E-breakfastSpeed-meter ロンドンキングスクロス駅からエジンバラまで4時間半あまり。私たちはファーストクラス席を予約していました。今回の旅行で,唯一のファーストクラスです。まず検察がやってきて,スマホのアップルペイに入った切符を改めます。次にやってくるのが食事の注文です。朝8時発の列車ですから,私たちはイングリッシュブレックファーストを頼みました。飲み物はやはり紅茶。最近はイギリスでもコーヒーがよく飲まれているようです。
 食事・飲み物は全て陶器の皿やカップでサーブされました。イングリッシュブレックファーストは写真で見られるように,ベーコン,目玉焼き,ベイクド・ビーンズ,マッシュルーム,ソーセージ,ブラックプディングの盛合わせです。ブラックプディングは,豚の血と脂身,小麦粉、オートミール,ニンニクなどを腸詰にして作られたソーセージで,日本人にはあまりなじみがありませんが,食べてみるとそれほど奇異なものではなく,案外おいしいものです。イングリッシュブレックファーストというと,普通トーストが付いてくるものだと思いますが,列車で出てきたものでは,トーストの代わりにハッシュトポテト(マクドナルドのモーニングセットについてくるような)がついていました。
 これらの食べ物・飲み物は,ファーストクラスでは無料でいただけます。
 そんなこんなで,車内で楽しく過ごしていましたが,列車は200km/h程度の速度でエジンバラへ向かいます。以前書いたように,キングスクロスからエジンバラまで途中4駅しか止まりません。だから途中の小駅のホームを200km/h近いスピードでかすめていきます。日本ではこのような高速でホームを通過する事はありませんが,いささか怖いですね。

(上の写真は列車内でいただいたイングリッシュブレックファースト。下はスマホにインストールした速度計。)

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2025/02/05

羽田空港を飛び立って・・・・・

H-express 2月5日(水),一昨年2024年9月以来2年ぶりの英国旅行が始まりました。同日9時35分,羽田空港を発って同じ5日(水)15時半過ぎ,ロンドンヒースロー空港に着きました。ロンドン到着時,ヒースロー空港を通り過ぎたと思ったらロンドン都心をぐるりと旋回し,ヒースローに着陸しました。まるでロンドン都心上空の遊覧飛行の様で,バッキンガム宮殿,ロンドンアイ(大観覧車),ビッグベン,タワーブリッジ,ゆったりと蛇行するテムズ川を飛行機の中から望めるというサービスでした(笑)。
 ヒースロー空港からヒースローエクスプレスという列車に乗って,パディントン駅に着きました。今回のロンドンの宿は,パディントン駅から10分ほど歩いたところにあるワイルドアパートホテルです。これまでの英国旅行では,駅からゼロ分,駅から外へ出ることなく直接入館できるパディントンヒルトンホテルを使っていましたが,昨今の物価高騰の折,あまり外食をせずに済むキッチン付きのホテルを探して見つけたのがWilde Aparthotelsです。普通,"ワイルド" のスペルは "wild" ですが,このホテルは "wilde" とeが余計についています。eがよけいについたワイルドというと,アイルランドの作家,オスカー・ワイルドを想起します。実際このホテルは,彼のユニークなスタイルとウィットにインスパイアされたデザインとサービスを提供するという趣旨のホテルだそうで,モダンであまりべったりとしたサービスを提供しないほどの良さがありました。
 このホテル,部屋の中にはキッチンだけではなく,各種陶器のカップや皿,金属の立派なナイフ,フォーク,スプーンもついています。電子レンジはもちろん,食洗器まで設置されていて,私たちはとても便利に使いました。近所にテスコという食品スーパーもあり,パディントン駅の中にはマークス&スペンサーやセインズベリーなどの食品スーパーがあるので,ここで素材(というよりほとんど出来上がったレトルト食品や冷凍食品)を買ってホテルへ持ち帰ってキッチンで食事を作りました。
 これまで3回程英国へ来ていますが,パディントン駅直結のホテルに泊まり,パディントン駅から地下鉄やタクシーに乗って移動するのがお決まりの行動で,パディントン界隈の雰囲気を知らずに過ごしていましたが,駅から古い街並みを通り,再開発された地区にあるホテルまで,わずか10ふんほどですが,パディントン界隈を歩いたのは,ちょっと新鮮に感じました。
 英国第一日目はそんな具合に過ぎてゆきました。
 

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2024/10/31

サイゼリヤのQRコード式オーダーを初体験

Restauranti 本日,初めてサイゼリヤのQRコード式オーダーを体験しました。武蔵小杉のイトーヨーカドーに入っている店で,以前この店に入った時は,卓上に備えられた紙にメニューコード番号を書いて,店員に渡す方式でした。
 今回のスマホを使う方式は,テーブル番号とQRコードが表示された長方形型の小さなディスプレイのQRコードをスマホで読み取って,スマホ上にサイゼリヤのサイトを表示させて,メニューコード番号を入力していくものです。サイゼリヤのアプリをスマホにインストールするのではなく,QRコードからサイゼリヤのサイトに入っていく方式です。
 他のファミレスなどで,卓上にタブレット端末が設置され,それを使って注文する形式の店がありますが,サイゼリヤは店のタブレットではなく,客自身のスマホを使う方式で,スマホにサイゼリヤのサイトを表示させれば,入力方式は全く他のファミレスのタブレット方式と同じです。
 食べ終わって店を出る時は,卓上に料理と同時に置かれたバーコード付紙のレシートでも,スマホの会計ボタンでスマホ上に表示させたバーコードでも会計が可能です。
 タブレットの代わりに自分のスマホを使うという事で,操作自身は難しくないし他店のタブレット方式との違和感もありませんでした。

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2024/09/06

宮内新横浜線,再び

Miyauchishinyokohama 以前,「等々力大橋(仮称)建設工事」という記事をアップしました。新横浜から川崎市宮内に達する新設道路(未完成)の先,多摩川を渡る等々力大橋(仮称)の建設現場に行った時のレポートです。
 今回はこの大橋から川崎市側,多摩川から府中街道西下橋交差点に至る宮内新横浜線の未完成部分が,2024年9月初めの段階でどのように道路用地が用意されているのかを見に行ってきました。
 まだ完全にすべての道路用地が買収済みというわけではないようですが,かなり用地の準備は進んでいるようですね。
 動画を用意しましたので,YouTube動画でご覧ください。

(上の写真をクリックすると,YouTubeが立ち上がります。)

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2024/08/22

等々力大橋(仮称)建設工事

Todorokiohashi 昔々から計画されている宮内新横浜線は,川崎市中原区の多摩川から横浜市港北区新横浜に至る都市計画道路です。少しづつ道路建設が進み,いまや横浜市港北区高田駅付近から川崎市子母口付近まで,それと多摩川を渡る等々力大橋とその手前の取り付け道路(府中街道の西下橋交差点から多摩川まで)が未整備で残っています。まあ一番大変な区間が残っていると言えるでしょう。川崎市蟹ヶ谷付近は,すでに大型マンションの中庭の様な形でほんの数十メートルだけ(マンションの中だけ)道路用地がありますが,ここと出来上がっている高田駅付近までと子母口以北をどうつなげるのか,想像もできません(高低差がありすぎwww)。
 さてそんな宮内新横浜線ですが,等々力大橋の建設工事が始まっていると聞いたので,現場に行ってみました。
 確かに多摩川の中に橋脚ができており,川崎市側の多摩川の側道である多摩沿線道路をまたぐ構造物の基礎が出来上がっていました。等々力大橋(仮称)で多摩川を越えれば,東京都側はほぼ出来上がっている等々力通りに接続し,新横浜から都心まで,片側2車線以上の道路が出来上がります。

 ほんの19秒ほどの短い現場を映した動画を公開しました。二方向から等々力大橋建設現場を映しています。この文字部分をクリックしてください。上の写真をクリックしても同様のYouTubeが再生されます。(https://www.youtube.com/watch?v=gNKcwopvnpc)

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2024/06/28

東京奥多摩桧原村のモノレール

 行こう行こうと思っていて未だに果たせない場所として,桧原村の「小林家住宅」があります。この家は,標高750mの尾根筋に建つ18世紀前半頃に建てられた住宅です。このあたりでは,大きな住宅は尾根筋に建てられていたそうです。交通手段として馬を使っていた時代では,谷筋より尾根筋に邸宅を構え,尾根筋を交通ネットワークに使うのが便利だったという事です。
 さて,この「小林家住宅」は国の重要文化財に指定されており,平成23年からおよそ3年にわたる保存修理工事を行い,藁ぶき屋根も復活しました。谷筋にある現代の道路から補修材料を尾根筋の住宅にあげるために,国が森林用モノレールを敷設したのですが,これを桧原村が譲り受けて,小林家住宅見学者用のモノレールとして使っています。このモノレールの映像は,YouTubeにたくさん上がっています。乗車体験を動画にしたものです。これがなかなか面白そうで,私も行ってみたいと思っています。
 それら動画では,小林家に到着する直前に左から一本のレールが寄り添ってきて,小林家まで達しています。こちらのレールは何だろうと思っていたのですが,ネット上で捜索して,これは住宅補修用のモノレールより先にできていたモノレールだという事がわかりました。桧原村では,麓の道路から尾根筋にある住宅まで福祉モノレールというのを設置していて,これまで5路線が建設されました。しかしながら,その中で最長の猿江線(路線長2.4km)は,猿江集落に住む人がいなくなり,モノレールは利用者がいなくなって数年前に撤去されてしまったそうです。
 さて,小林家住宅まで住宅補修用のモノレールより先にできていたモノレールは,福祉モノレール「千足線」という路線で,補修用の新しいモノレールができる前は小林家でも使っていたモノレールだそうです。この福祉モノレール,現座でも小林家より少し下にあるお宅が使っているので,新しいモノレールができても猿江線のように廃止される事無く,現存しているとの事です。
 小林家住宅へは,上述の様に元補修資材運搬用のモノレールを使って15分ほどで行けるのですが,麓の道からハイキングとして歩いても登れます。行程は20分ほどだという事で,この道を上り下りしている動画もYouTubeで上がっていました。この登山道は幅員1m程の小道ではありますが,全線舗装されていて,歩きやすそうです。しかし勾配が急なので,なかなか体力は使いそうです。この登山道は千足線に沿っており,麓の道路側の駅は元資材運搬用モノレールの駅とはちょっと離れたところにあります。GoogleMapのStreetViewで登山道を全線見る事ができるので,登山道をたどりつつモノレール線路も辿っていけば,下の道路側の駅を見つける事ができました。
 下のStreetView画像が,その終点付近です。地図で,元資材運搬用モノレールの駅(総角沢モノレール駅)と千足線の終点の位置関係がわかるでしょう。もちろんだからと言って,このモノレールに乗ることはできません。
 なお,元資材運搬用モノレール,現在では小林家住宅へ観光客が乗るモノレールは,事前予約が必要ですが,乗車賃は無料です。小林家も無料で見学することができます。

(下の写真は,クリックすると拡大します。)
Kobayashike-monorail-terminal

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2024/06/25

寺にゴジラが

Gozila この話題は以前も書いたかもしれないのですが,最近,散歩で再会したので,もう一度書いておきます。
 川崎市久末の蓮花寺にあるゴジラの像です。大小二つあるのです。ゴジラにはミニラという息子がいますが,小さい方の一体はミニラというわけではなく,風貌から言ってやはりゴジラの様です。
 この真言宗の寺は,ゴジラ映画の監督であった本多猪四郎(いしろう)監督の実父が住職をしていた寺で,その縁でこのゴジラ像があるそうです。
 なお,本多監督の名前は,"いのしろう" だと思っていたら,"いしろう" と読むのが本当だそうです。

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