2020/06/13

矢上城

Yaguchijyou-kaganokami 先日紹介した加瀬山(加瀬台)の隣の台地上に,慶應義塾大学日吉キャンパスがあります。ここは建物に入らなければ自由に歩き回れるので,散歩にはもってこいです。台地上にあると言いましたが,台地上だけではなく,台地の切れ目である谷間(蝮谷という恐ろしげな名前がついている。しかも通称と言うわけでもないらしく,正式にこの谷間にある体育館には「蝮谷体育館」の看板がある。)にもキャンパスの施設(主に部活動のテニスコートや弓道場など運動施設)があります。
 さてその台地上の東北の端,東海道新幹線がキャンパスの台地をトンネルで貫通している辺り,現在の慶應義塾日吉台野球場(高校と軟式野球部,正確には準硬式野球部というらしいが,の野球場)およびその横にある洋弓部のアーチェリー場の辺りに,矢上城がありました。戦国時代,関東管領であった上杉氏に仕え,後に関東の覇者北条氏(北条早雲から始まる後北条氏)に仕えていた中田加賀守の居城だったと伝えられています。
 その墳墓がアーチェリー場の隣にあると言われており,ネットではその写真が何枚か上がっています。ところが,ここへの階段が鍵をかけて閉鎖されているため,どうしても下からその墳墓を見ることができません。何しろアーチェリー場があるため,誤って矢が飛んでくるといけないので閉鎖していますという表示が階段の入り口にあります。しかし,きちんと大学側に申し入れれば,アーチェリー場を使っていないときに見せてくれるとか,親切な洋弓部の学生がたまたま通りかかって鍵を開けて案内してくれたとかいう事があるらしく,ネット上に大きな墓碑の写真が載っているのです。そのネット上の情報の一つに載っていたのが左上の写真です。これは,「中近世における矢上村の景観・生活復原 -普通部における選択授業の途中報告として-」というサイトに載っていた写真です。普通部というのは慶應義塾大学の附属中学であり,その選択授業のレポートという事ですね。
 私もこの墳墓を一目見たいと思い,洋弓部の親切な部員が通りかからないかと階段の下あたりで待ってみたのですが,今の時期,新型コロナウイルスの蔓延で大学は休みで,人っ子一人通りかからず,残念でありましたwww。

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2020/06/02

白山古墳と第六天古墳の位置

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(画像をクリックすると拡大して,地図が鮮明になります。)

 横須賀線新川崎駅から10分の位置にある,JR東日本の社員寮の跡を開発したコトニアガーデンの一角にある地産マルシェ 新川崎店へ行ったついでに,その東側の丘,加瀬山の上にある川崎市立夢見ヶ丘動物園とその東側にある広場に行ってきました。
Lesser-panda 行ったのが5月30日の土曜日だったため,動物園は新型コロナ対策のためにいまだに閉園中でしたが,6月1日から開園するという表示がありました。それでも,コトニアガーデンから加瀬山へ登る坂道に続く加瀬山のメインストリートが動物園のケージの前を通過しているため,道沿いの動物は見ることができます。(写真は,レッサーパンダ君)
 そうして辿り着いた加瀬山の東側にある広場には,加瀬台古墳群の地図を描いた看板がありました。位置は以前このブログで紹介した林の付近でいいようですね。しかし古墳があった当時の加瀬山は,上の看板の地図に緑線で示されているように,白山古墳,第六天古墳を包含して,現在よりもっと西側,矢上川の際まで広がっていたようですから,その大地が削平されて失われているということは,現在の林が古墳の一部だったとはいえないのでしょう。古墳は台地上にあったわけですから。古墳ごと台地が削平され,その後にたまたまできた林が現在の古墳跡の一部というわけです。

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2020/05/23

川崎市の加瀬白山古墳跡

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(写真をクリックすると拡大し,多少鮮明になります。)

 川崎市の横須賀線新川崎駅の近くに,加瀬台古墳群があります。かつてこの付近まで海が広がっていた時代に,独立した島であったという標高30m程の加瀬山の上は,現在川崎市立夢見ヶ崎動物公園となっています。その動物園の中に,現在わかっているだけでも7基の古墳や塚があり,加瀬台古墳群と言われています。加瀬山の東にあった2基と,西にあった白山古墳とその横にあった第六天古墳を加えて,11基が加瀬台古墳群と呼ばれているのです。
 白山古墳と第六天古墳は,すでに失われた古墳です。私有地にある古墳跡は,すでに大部分が削平されています。白山古墳は,4世紀後半頃に築かれた大形前方後円墳で,全長87m,後円部径42m,高さ10.5m,前方部幅37m、高さ5mというスケールで,あったと言われています。昭和12年(1937年)に近隣にある慶應義塾大学によって発掘調査され,三角縁神獣鏡や玉、鉄などが出土したそうです。一方,第六天古墳は少し時代が下がって,7世紀後半に作られた円墳で,同年の発掘では,石室から勾玉や金銅製鈴,11体分の人骨が出土したそうです。
 加瀬山の西側は,当時の国鉄新鶴見操車場の従業員のための団地造成のためにその昔削平されて現在では崖になっていますが,その西側崖上から古墳があった位置に現在でも小さな林が見えます(上の写真の赤矢印部分)。それが本来の古墳の一部なのかどうかわかりませんが,ちょうど白山古墳の前方部と第六天古墳の一部の位置なのです。白山古墳自身は,近くの自動車工場建設時の埋め立てに土砂を使うために,こわされてしまったそうです。
 この林に近寄ってみると,小高い盛土上に木々が茂った状態になっており,それが古墳の一部だと言われればそんな感じもしないでもありませんが,まあ位置が同じというだけのものだとは思います。
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(写真をクリックすると拡大します。左の写真は,林の東側から撮ったもの,中央の写真はその位置から180度振り返って撮ったものです。この住宅部分も,白山古墳の一部と思われます。右の写真は林の西側から撮ったものです。第六天古墳はもっと右側かと思います。)

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2020/04/02

石川県知事が,都民の石川県への観光をアピール

Kanazawa 谷本石川県知事が,外出自粛の東京都民に石川県への観光アピールし,「無症状の人は東京からお越しいただければ」と発言し,地元は困惑しているという報道がありました。3月27日の事だそうで,4月1日のエイプリルフールというわけではありませんwww。
 どこでもドアがあれば,石川県の指定された旅館に軟禁ということは考えられますが,途中の新幹線の汚染,その他交通機関の汚染なども考えればとても危険です。
 石川県が東京でPCR検査を行って,陽性でないことがわかった人が観光に行くということはあり得るか?
 やっぱり駄目ですね。陰性になっても,5人に2人は感染している恐れがある程度の精度の検査ですからね。感染していないことを証明する方法は,残念ながら現在のところありません。

 逆に,発症していない陽性者を集めて,金沢の温泉旅館で隔離されるツアーならありえるかもしれません。
 防護服で固めた運転手付き,大型バスで東京から金沢の隔離温泉旅館に直行。つまり隔離ツアー。
 まあ,東京から感染者を連れて来るなんて,石川県民は納得しないでしょうが・・・。

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2020/03/22

三浦半島の三浦富士〜武山ハイキング

 よく晴れた三連休の初日,3月20日の金曜日に,神奈川県三浦半島(横須賀市域)にハイキングに行ってきました。京浜急行の津久井浜駅からの三浦富士から武山に抜け,津久井浜駅へ戻ってくる2時間半程度のハイキングコースです。
 横浜駅から京急の快特で40分,津久井浜駅に到着します。正午ごろだったので昼食を済ませて,まず三浦富士へ。麓の浅間神社の奥社である三浦富士山頂へ,様々な石碑のある場所でしたが,遠く本物の富士山がながめられました。
 そこから砲台山へ。昭和初期に海軍が砲台を作ったことからその遺構が残る山です。本当は大塚山というらしいのですが,地図などでは砲台山で通っているようです。円形の遺跡で,ここにどんなふうに砲台が据えられていたのか,興味深い遺構でした。砲台跡の隣には,海上保安庁の武山受信所が設けられていて,大きな鉄塔が立っています。
 そこから少し戻って武山へ。武山山頂には武山不動尊があります。山頂はその境内なのです。ここには立派なお手洗いがありました。ここからは下山ルートへ。長い下り階段のコースが続きます。石段ではなく,コンクリート製の木の幹で土留めをした階段です。このコースには,至る所に同じように整備された階段がありますが,この下りが一番長いようでした。初めに武山へ登り,三浦富士へ至る逆コースも当然考えられるのですが,この階段を初めに登るのは結構大変だと思います。
 昨年同じような時期にこのコースを歩いた方のブログなどを拝見すると,武山山頂はかなり混み合っていた模様ですが,今回はコース中で数組の
人と挨拶を交わしたくらいで,コースは非常に空いていました。このコースを紹介した横須賀市のサイトには,「新型コロナウイルスの流行を受けまして、ハイキングを楽しまれる際もインフルエンザ対策と同様に咳エチケットや手洗いなどの感染対策をお願いいたします。」と記載されており,時節柄人出が少なかったようですね。
 コースの所々に桜が咲いていました。葉と花が一緒についているタイプの桜でした。
(写真をクリックすると拡大します。左上から三浦富士山頂,砲台山の砲台跡2景,途中の展望台から海の景色,武山山頂のトイレ,ハイキングコース途中の桜の花)
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2020/02/28

東京目黒の目黒シネマ

Megurocinema 先日,用があって久しぶりに目黒へ行きました。用事を終えて時間が空いたので,「そういえばビルの地下に映画館があったけど,まだあるのかな?」という事で,行ってみました。行ってみたといっても,ほとんど目黒駅前という場所です。
 行ってみたらやっていました。中には入ってみませんでしたが,結構きれいになっているようです。そしてかかっていた映画は,なんと「アラジン」と「ライオン・キング」の2本立てという,ディズニー好きが歓喜する番組です。
 時間があれば,私も入ってみたかったですよ。まあ,2本とも既に観ていますけれどね。

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2020/02/26

大倉山梅林で観梅

Umematsuri

 2月24日月曜日は,23日の天皇誕生日が日曜に重なるための振替休日となり,横浜市大倉山梅林に行ってきました。
 あまり広くない梅林ですが,梅は満開でした。
 新型コロナウイルスが蔓延している折,本来ならば観梅会が行われるはずでしたが,大っぴらに実施するのは中止となりました。それでも食べ物の模擬店が出て,たくさんの人々が訪れていました。

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2020/02/24

三連休でも人出がすくない

Sightseeing せっかくの3日連休でしたが,新型コロナウイルスが外出を冷え込ませ,消費を冷え込ませているようです。
 東京周辺は,顕著に人でが少ないという感じがしませんが,大阪などは人出がかなり少ないそうです。浅草などは明らかに少ないといっていた知人がいますが,観光地はインバウンドが振るわなくなってそう感じるのでしょう。
 ニュースで閑散とした嵐山などの景色をみると,「京都へ行くのだったら,この時期しかない」と感じますが,カミさん達のグループの伊豆旅行もなくなりましたからね。グループ旅行というのは憚られるようです。
 何しろ旅行には飲み食いがつきもの。マスクをしていたのでは食べられませんから,食事ではマスクは外している。だから,おしゃべりで飛沫は飛び放題。
 旅行に行くのならば,単独か,せいぜい運命共同体のパートナーと二人でというのがいいでしょうね。

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2019/12/18

黄色い紅葉

Yellow

 今年は紅葉の話題を書いていないことに気づきました。
 それで,先日近所に散歩に出掛けた時に撮った黄色い紅葉の写真をアップします。
 赤い紅葉も綺麗ですが,青空と黄色い紅葉の景色もなかなかいけます。しかし,横浜市の我が家の近所では,そろそろ葉が枯れてきた木々もあって,もう紅葉は終わりのようです。

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2019/11/18

平川の大灯籠

Toro 先日の早渕川探訪の時,大きな灯籠が早渕川沿いにありました。寺社があるわけでもなく,路傍に突然大きな灯籠が現れたので写真にとりました。表面が結構風化・摩滅していて,古いものかもという感じでした。後で調べたら「平川の大灯籠」というらしいですね。
 江戸末期にこの地(石川村)から江戸の薩摩屋敷に奉公に上がっていた女中が,維新後に地元に戻る際に記念にもらい受けたものと伝わっているそうです。こんな大きいものを,渋谷の薩摩屋敷から分解して持ってきたとしても結構な大荷物で,本当かなと思いますし,なんで灯籠なんか持ち帰る必要があったのだろうとも思います。まあ,伝説の域を出ない話です。
 この大灯篭の昭和30年代の写真がネット上にありました。灯篭自身は非常に小さく写っているだけですが,雰囲気はわかります。上のリンクのページの5枚目の写真(バスとトラックが写っている写真)です。
 何の気なしに撮ったものが,それなりにネット上に情報が出ているものだったということで,ここに発表しますwww。

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