米フォードのEV新販促策
米フォードが,不振のEV販促策として,EVを購入すれば家庭用充電装置の設置を無料にすると発表しました。早々に,10月1日から始めるそうです。
これはある程度EV販売増のきっかけになりそうです。
しかし,家庭に充電装置を設置したところで,夜EVを充電し,翌日はその充電分の電気で動ける範囲で車を使うという使い方しかできないのはこれまで通りです。つまり,今のガソリンエンジン自動車並みの使い方はできないという状況は残ります。
さらに,自宅に充電装置があるという状況が拡大すれば,ショッピングセンターや公共駐車場など,家庭以外での公共充電装置設置意欲がそがれ,前述の使い方(前夜自宅で充電,翌日はその電気で出かけて帰ってくるという使い方)にEVを限定運用せざるをえなくなるでしょう。EVがますますそういう使い方しかできない車になっていくという事です。
まあ車というのは,そんな使い方をする場合がほとんどだとはいえそうです。
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