家を買わない人はバカをみる?
「家を買わない人はバカをみる!」という記事がありました。住む家は「賃貸か購入か」というのは,永遠のテーマですが,この記事では,歳を取ったとき,高齢者を住まわすのを嫌う大家が多いので,住む家が無くなるから「家は買った方がいい」と言っています。
確かに昨今,高齢者が賃貸で住む家がないという話はよく聞きます。ポイントは,前述のように,老後持ち家でないと住んでいられない。むしろ貸してくれる大家が居なくなるというところです。
家族構成の変化や仕事場所の移動などで,生活に変動がある時期は賃貸が便利ですが,ある時期からは持ち家でないと暮らしていけなくなる。暮らしていけなくなってもなお,持ち家へ移行できるくらい資産があればいいが,なかなかそうはいかない。だから,未だそこそこ若いうちに賃貸から持ち家へ移行する。たいていの人は,ずっと昔からそうしているはずです。
持ち家は資産だと思うべからず。老後暮らしていくツールに過ぎない。そんなツールが必要でない間は,賃貸でいいでしょう。
結局,持ち家か賃貸かは,変更する時期の見極めの問題ですね。
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